母、逝く2008年03月25日 15時25分20秒

野川の桜
胆管がんで闘病中だった母が、3月17日の早朝に逝きました。
闘病は、2年と2日でした。

昨秋には、「もう一度お正月を迎えて、桜を楽しんで、紅葉を見てから散る」と言っておりましたが、この正月を過ぎた頃からは、寿命を悟ったのでしょうか「せめてもう一度桜を見たい」と言うようになりました。

今年の桜を待たずしたことはとても残念ですが、生存期間が短い胆管がんであったにも係わらず、2年もがんばってくれたことに感謝の念を抱きます。最期はとても安らかな表情で、苦痛から解放されたのだと思っています。

『桜』は、昨春母が花見を楽しんだ、世田谷は野川の今日の桜です。

コメント

_ hiraguri ― 2008年04月20日 14時08分15秒

こんにちは。
sprintさんの手厚い看病のおかげもあるでしょう。ご苦労様でした。
お母様も嬉しかった事でしょう。
ご自分のお身体は大丈夫ですか?
また落ち着いたら遊びにいらしてください。

_ Sprint ― 2008年04月22日 14時02分36秒

hiraguriさん、今日は。
ご無沙汰をしております。

最近になって、少し疲れというか寂しさというか、そんなものを感じるようになりました。でも、少々風邪気味ではありますが、健康を損ねたりはしておりません。
ご心配下さりありがとうございます。

生前母は、タンデムでも乗ることはありませんでしたが、「可愛い」とか「さすがにイタリアのデザインは違うね」とか言って、べスパを眺めては喜び、話題にしていました。若かりし頃、父のスクーターやバイクにタンデムしていた母でしたので、息子のべスパに特別な思いがあったのかもしれません。

通院用車両としてではなく、母の体力が衰えるもっと以前にべスパを購入し、乗せてやれば好かったと少々悔やんでおります。
『孝行したいときには親は無し』、ですね。

そのうち、おじゃまします!

_ JIROSAN ― 2008年05月25日 20時00分12秒

ご愁傷様です。私の父も胆管癌で闘病4か月、68歳で逝きました。元気だっただけにショックでした。
気持ちの整理が付くまで数年かかると思いますが頑張ってください。

_ Sprint ― 2008年05月27日 17時06分52秒

JIROSAN、こんにちは。
励ましのお言葉をありがとうございます。

お父上様も胆管がんだったのですか。
胆管がんは珍しいがんだと思っておりましたが、母の闘病中にそうでもなさそうだと知りました。
発見も治療も難しいがんのようです。

それにしても68歳では早すぎましたね、残念なことです。
がんの治療法の確立は望むべくもないのでしょうか。

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